みなさん、こんにちは。
0歳からの幼児教室 EQWELチャイルドアカデミー 編集部です。
今回は、おうちでできるとりくみ
「『暗唱』を継続して取り組むための工夫」を紹介します。
暗唱の取り組みは、何回も同じ文章を繰り返し聞き、声に出して言うという反復練習をすることです。
もともと日本人は、百人一首やいろはかるた、足し算九九などを遊びの中に取り入れていました。
また、江戸時代の寺子屋や藩校では論語などの素読・暗唱が行われ、後の偉人たちを輩出したといわれています。
暗唱の目的は、記憶力を高めるだけのように思われがちですが、
幼児期に名文などを暗唱することが、教養や知性、
さらに思考力や読書力や作文力を高めることにもつながるといわれています。
0歳 → 2歳
らんらんどうよう
保護者が童謡を歌って聞かせてあげるだけで、簡単に暗唱の能力が身に付きます。
この時期は、お子さま自ら継続できる力はありませんので、
お子さまと目を合わせて毎日繰り返し同じ歌を楽しそうに歌ってあげましょう。
2歳 → 3歳
幼児のための俳句撰
毎日ホームリスニングをかけ流しておくだけでもかなり効果は出ますが、
まだまだ保護者と一緒に聞いたり読んだりすることが楽しいと感じられる時期です。
朝食前の5分間に5句読むなど、時間を決めて習慣作りに努めましょう。
3歳 → 6歳
ようじの暗唱・百人一首
これまでに、毎日ホームリスニングを聞き流す習慣が身に付いていれば、
暗唱の取り組みがとても楽になっていると思います。
もしそうでない場合は、3か月間だけ、ホームリスニングを毎日かけ流してあげましょう。
朝5分、寝る前5分というように、時間を決めておくだけでも継続できるようになります。
さらに、達成表や〇〇賞などを作って、続けることの大切さや達成感を味わわせてあげましょう。
日記も同じで、継続して初めて日記になります。ときどきにならないように、
保護者が励まし、応援する姿勢を常に持って接してあげましょう。
いかがでしたか?
大人は、目標のためだから頑張ろうと自分自身を鼓舞できますが、
幼児期は、保護者の応援が必要です。
そのためには、お子さまが興味を持つように工夫したり、
保護者も一緒に楽しむ姿勢を見せてあげましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。