EQ力を育てるコツEQWEL Topics

 
2019.10.02 EQWEL Topics

EQ力の本丸 「やり抜く力」の 育て方

みなさん、こんにちは。
EQ力を育てる幼児教室 EQWELチャイルドアカデミーの浦谷です。
 

EQWELチャイルドアカデミーの長い歴史の中で、活躍する子どもたちには
共通の力があることが分かりました。それを、私たちは「EQ力」と名付けました。
 

EQWELでは特に「5つのEQ力」として、
「自己肯定感、やる気、共感、自制心、やり抜く力」を掲げています。
 
感情をうまくコントロールしたり、周りと協調したりといった、
筆記テストだけでは分からない力で、
最近では非認知能力とも呼ばれ、認知能力(IQ)の対になる考え方です。
 
もちろんEQWELの教室に通うと、高いIQが育ちます。
IQもEQ力の要素の一つです。
 
しかし、高いIQを活かすには、
人間的な力、つまり「5つのEQ力」を代表とする
非認知能力が不可欠なのです。
 
活躍しているEQWEL卒業生たちを見ると、
IQが高いのみならず、この「5つのEQ力」もとてもよく育っています。
 
 


 
 
「人生を成功へと導く究極の能力は、『やり抜く力』である」
 
読み聞かせ
 
人の成功に関する研究で、アメリカの「天才賞」と呼ばれる「マッカーサー賞」を受賞した、
ペンシルべニア大学のアンジェラ・ダックワース教授の言葉です。
 
教授は、「やり抜く力」を「情熱と粘り強さを合わせ持っていること」と定義しています。
 
これは、日本で「努力」「根気」「根性」と
呼ばれている資質だといえるでしょう。
ものごとを成し遂げるために、これらが重要であることは、
昔から当たり前のようにいわれています。
 
では、どのようにしたら、この「EQ力」の大切なポイントである
「やり抜く力」を育てられるのでしょうか。

 
今回はこの「やり抜く力」の 育て方をお伝えいたします。
 
 

「やり抜く力」を育てるには、生活習慣や趣味の時間、
継続的な勉強など、毎日の生活が重要なカギを握っています。

 
例えば、東大生家庭と一般家庭の、
乳幼児期の子育てに関する調査結果(「プレジデントベイビー 2016完全保存版」)では、
いくつかの点でそれぞれに異なる特徴が見えてきました。

 
 


まずは、睡眠


 

基本的には夜9時ごろに寝て、朝7時ごろに起きるのは変わらなかったのですが、
東大生家庭の中には早く寝かしつける家庭があることがわかりました。
早い家庭では8時台に寝かせるようにしていたのです。
 
睡眠は身体の成長のみならず、記憶を定着させたり、
ストレスを解消したりするのに欠かせないので、
東大生家庭では意識的に睡眠をたくさん取るようにしていたことがうかがえます。
 
毎日の取り組みには、絵本の読み聞かせや図鑑を開く時間を取る、
知育グッズを使った遊びなどが挙がっていました。

 
 


もっとも注目すべきが、「ドリルの継続」


 

ドリル
 

ドリルへの取り組みを調べると、
「ほとんど毎日」は、東大生家庭が21・7%に対し、
一般家庭は7・7%と、約3倍の差があり、
「週に3~4日」でも、約2倍の差がありました。
 
これが「週に1~2日」で東大生家庭が10・0%に対し、
一般家庭は17・9%とようやく逆転したのです。
幼少期において、ドリルは学習習慣をつけるために
とても効果的な取り組みとなります。
 
2017年の国際物理オリンピックで3年連続の金メダルを受賞し、
2018年に推薦で東京大学に入学した、
EQWELチャイルドアカデミー卒業生の渡邉 明大(わたなべ あきひろ)さんは、
幼児期にたくさんドリル学習をしていました。
 
明大さんを見ると、このドリルによって学習習慣と
「やり抜く力」が身についたことは明らかです。
 
取り組む際は、とにかく「毎日続けること」が大切です。
 
無理にやらせたり、「できた」「できなかった」の結果を子どもに求めたりするのではなく、
まずは「ドリルは楽しいものだ」と思ってもらうようにしましょう。
 
 


 

いかがでしたか?
 
毎日の習慣としてドリルを楽しんでくれるようになったら、こっちのものです。
子どもは、どんどん「やり抜く力」を育んでいくことでしょう。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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